運営理念

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「乏精子症」「精子無力症」そして「無精子症」など、男性不妊であると診断を受けたご夫婦が精子バンクを利用した国内外での民間不妊治療では高額な費用が発生するため、子供を諦めるケースが多くあります。

現在日本では、大学病院と一部の民間病院において、AID(非配偶者間人工受精)が行われておりますが、既婚夫婦のみを対象とし、血液型以外の要素によるドナーの選択は許されておりません。

よって、シングルとして生きていくと決めた女性・同性カップルが子供を欲しい時に日本では精子バンクより提供を受ける事ができません。

当協会では、真摯に子供を授かりたいと切望するご夫婦・シングル・レズビアンカップルに対して安全・安心な精子を無償で提供し、今後の人生を豊かなものにして頂きたいと願っております。

精子ドナー(精子提供者)による「人工受精」については、日本でも戦後すぐから長い年月に亘って行われてきています。ところがどういう訳か、精子ドナーによる「体外受精」については日本ではまだ許可されていない状況です。しかし、アメリカ・カルフォルニア州では、精子バンクが古くから確立されており、精子ドナーは、一般の患者様が精子バンクを利用する事で安心して自由に受けられる不妊治療(男性不妊)の一般選択枠のひとつとなっています。

「精子バンク利用」というのは、精子提供者(精子ドナー)から精子の提供を受け、奥様の卵子と体外受精を行った後、奥様の子宮に受精卵を移植し、ご主人が見守る中、奥様が妊娠・出産の過程を経て、お子様を授かる方法です。日本では、婚姻中に奥様が出産されるお子様はご主人の嫡出子と法的に認められるため、ご夫婦の「実子」として戸籍登録されます。

一般に海外での精子バンク利用は、アメリカの精子バンクからご夫婦が精子ドナーを選び、精子の提供を受け奥様の卵子と体外受精を行い得られた受精卵を奥様の子宮に移植し、奥様ご自身が妊娠・出産するプログラムです。よって渡米を含め治療が発生するため、費用は高額になります。以下に参考例を記載します。<br />

(参考例) 

精子バンク利用プログラムに、日本在住のご夫婦が参加される場合、個々のケースにより実際の金額は異なりますが、ごく一般的なケースにおいて発生すると考えられる総費用の目安は以下の通りとなります。

「医療費・検査費・技術料・薬剤代金・精子バンク費用・心理カウンセリング費・コーディネイト手数料・航空券代金・宿泊費等」一回の体外受精・移植が終了するまでの過程で、おおよそ200万から400万程度かかり、一般の家庭では到底手が出ません。

無償提供 ドナーについて

当協会は、ボランティアで運営しています。高い安全性と信頼性を保証できる者だけをドナーとして構成しています。有名大学卒で、スポーツマンタイプであり、ご依頼者皆様の高い信頼を得ています。

ご依頼者に対しては、面接時に下記の各事項を証明する書類を提示しています。(但し、個人情報保護のため一部を黒塗りにしています)

①「各種感染症結果書」②「血液型証明書」③「大学卒業証明書」

費用について

当協会は、登録ドナーによる無料・無償の精子提供を目的とした非営利団体であり、依頼者と金銭のやり取りをしない原則としています。謝礼や成功報酬も一切、頂いておりませんのでご安心下さい。

但し、交通費などの個別に発生する費用については、その実費分のみ頂いております。また、定期的な検査とは別に、精子提供の直前に性病検査を希望する場合も、その実費分のみ頂いております。

交通費の基準駅は、名古屋駅としています。